ヨシタケシンスケ 絵本のおすすめ

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子供にとって、ほっこりした絵で見せつつ、答えが出ない問題を初めて気づかせてくれる存在

うちの6歳の男の子は、ヨシタケシンスケの絵本が大好きです。
ヨシタケシンスケの絵本のスミからスミまでまでよく見て、時には声を出して、時にはニヤリと笑って楽しんでいます。


でも、一時、しばらくすると読まなくなりました。
読まなくなった理由を聞くと、はっきりとは言いませんが「怖い」、「なんかモヤモヤする」するからみたいです。
ただ嫌いではないみたいで、何かの機会に読み返したり、別のヨシタケシンスケの本を読みたいと言い、買うとまた本を読み浸っています。

思うに、子供にとって、ヨシタケシンスケの絵本は、ユーモアがあってとても楽しいけど、自分を見つめなおしたり、成長するためのヒントを残してくれる本なんだと思います。
楽しく何回も読んでいると、少しヒリッとして考えるタネをくれます。

もちろん、大人でも楽しめます。大人にとっては、話のスジや絵のディテールから、昔の楽しかったことや考えたこと、いろいろ思い出させてくれる本です。
少し、ヨシタケシンスケの絵本についてまとめました。

最新刊はこちらです。2018年6月発売。

こちらも最新刊。2018年7月発売。

 

ヨシタケシンスケとは

まず、作者のヨシタケシンスケさんとはどんな方でしょうか?
ホームページのプロフィールより、引用します。

1973年、神奈川県生まれ。
筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。
日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。
『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。
著書に、『しかもフタが無い』(PARCO出版)、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(以上、講談社)、『そのうちプラン』(遊タイム出版)、『ぼくのニセモノをつくるには』(ブロンズ新社)などがある。2児の父。

ホームページはこちらです。
http://www.osoraku.com/
絵本だけでなく、学生時代の現代美術(かな?)の作品や絵の作品集の紹介もあります。

絵やストーリーの特徴としては、
絵は、シンプルでユーモアあふれて、各カットに手が込んでいて、情報量多めと言えます。
そしてストーリーは、楽しい話から、話をちょこっと展開させることで、ただ楽しいだけでなく、考えるヒントをもらえる絵本が多いです。

おすすめ絵本の紹介

ヨシタケシンスケの絵本を読んで見るなら、最初のおすすめは2つあります。
いかにもヨシタケシンスケ節の、ある出来事が起きたことから子どもの想像や行動がユーモラスに展開していく「もうぬげない」。
もう一つは、子どもも私も一番好きな本、おじいちゃんの日記が男の子のちょっとした成長を促してくれる「このあとどうしちゃおう」です。

もうぬげない

子ども、特に男の子は空想しがちで、すぐ人のせいにして、独りよがりで、側から見ると理解できないことをよくしますが、そんな子どものこころの動きをユーモアに包んで絵本にしています。
ひょっとしたら、子どもより親の方が、面白がれる絵本かもしれません。

「りんごかもしれない」「りゆうがあります」も、この本と同じく、子どもの頃持っていた突拍子のない考えを主人公の男の子が思ったり実行したりする、ニヤニヤしながら読める本です。
それに加えて、大人(親)が「〜しなさい」と子どもをいいなりにさせる理不尽さに対する子ども側のグチも入っています。
私も生活の中で子供と接していても、”大人って(子供に対して)、わがままだな、自分のしたいことを通そうとするよな”って、自分自身が子どもに言うコトバに思うことがあります。
この本を読んで、少し子どもたちに「できてない親でごめん」と思いました。

最後に「もうぬげない」は、ローニャ・ラガッツィ賞2017 優秀賞受賞、MOE絵本屋さん大賞 第一位など、日本でも海外でも評価されている作品です。

 

このあとどうしちゃおう

1冊にするのであれば、こちらの「このあとどうしちゃおう」がおすすめです。


男の子が、おじいちゃんが死んだあとに、おじいちゃんが書いたノートを見つけることから始まります。
おじいちゃんが残したノートを読んで、主人公の男の子が子どもなりに、死ぬこと、生きることを見つめるお話です。
死がテーマなので、ちょっと重く感じられますが、おじいちゃんのノートに溢れるユーモア、男の子が死んだらどうなるかをいろいろ考えた後のカットで、この絵本を読む子どもにストレートに死ぬこと、生きることを考えるきっかけを与えてくれるでしょう。
親も子どもにも全力でおすすめです。

拙い文になってしまいましたが、大人も子どもも読んだ後、心に残るもの・考えるきっかけができるので、ヨシタケシンスケの絵本に興味を持ってもらえると嬉しいです。

<おすすめ記事>
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