ANAで沖縄に行く必要マイルを試算
ANAマイルの基本3点。
東京(羽田)ー沖縄間の必要マイルとまとめると...
ピークを少しずせば、休みでも往復で 1万8000 ANAマイル/人
閑散期なら1万4000 ANAマイル/人で、東京ー沖縄間の往復航空券がマイルで取れる。
<シーズン別:羽田-沖縄必要マイル>
一人当たり 必要ANAマイル | ローシーズン 1月・2月12月 | レギュラーシーズン | ハイシーズン 年末年始・3月下旬 GW・お盆前後 |
1人 | 14,000 | 18,000 | 21,000 |
2人 | 28,000 | 36,000 | 42,000 |
3人 | 42,000 | 54,000 | 63,000 |
4人 | 56,000 | 72,000 | 84,000 |
5人 | 70,000 | 90,000 | 105,000 |
(大人と3歳以上の子供、同一マイル、片道は半分のマイル)
<参考>
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/dom/terms.html
<ANAに乗って>沖縄への家族旅行に必要なマイルを貯める
一方国内や東アジアの出張では、なかなか貯まらないので他の方法を検討する必要あり。
<沖縄への特典航空券に必要な搭乗回数(1人)>
100% 基本マイル | ローシーズン 14,000マイル | レギュラーシーズン 18,000マイル | ハイシーズン 21,000マイル | |
札幌 | 510 | 28回 | 36回 | 42回 |
大阪 | 280 | 50回 | 65回 | 75回 |
福岡 | 567 | 25回 | 32回 | 38回 |
沖縄 | 984 | 15回 | 19回 | 22回 |
サンノゼ | 5,162 | 3回 | 4回 | 5回 |
シカゴ | 6,283 | 3回 | 3回 | 4回 |
ニューヨーク | 6,723 | 3回 | 3回 | 4回 |
ホノルル | 3,831 | 4回 | 5回 | 6回 |
ロンドン | 6,214 | 3回 | 3回 | 4回 |
ミュンヘン | 5,866 | 3回 | 4回 | 4回 |
上海 | 1,111 | 13回 | 17回 | 19回 |
シンガポール | 3,312 | 5回 | 6回 | 7回 |
デリー | 3,656 | 4回 | 5回 | 6回 |
<国内出張>沖縄家族旅行に必要なANAマイルを貯める
<必要ANAマイル試算①国内出張>
・目標:家族4人分、東京ー沖縄間の特典航空券の獲得
・貯め方:東京ー福岡の出張のマイルで貯める
・最低の必要マイル:(閑散期の)5万6000 ANAマイル
・出張のマイル(東京ー福岡間の往復マイル(基本マイルの100%で計算):567 ANAマイル
56,000 ANAマイル ÷ 567 ANAマイル = 98.76... ≒ 99回の出張が必要
ANAマイルの有効期限は3年間ですので1年ごとに必要な出張は....99回 ÷ 3年 = 33回
1年に33回の出張、毎月3回の出張。
これはローシーズンの試算なので、東京ー沖縄間レギュラーシーズン(通常期)、ハイシーズン(繁忙期)で試算すると...
通常期:7万2000 ANAマイル ÷ 567 ANAマイル = 126.98...
≒ 127回の出張が必要。1年では43回。月4回
繁忙期:8万4000 ANAマイル ÷ 567 ANAマイル = 148.14...
≒ 149回の出張が必要。1年では50回。月5回の出張。
<海外出張>沖縄への家族旅行に必要なANAマイルを貯める
<必要ANAマイル試算②海外出張>
・目標:家族4人分、東京ー沖縄間の特典航空券の獲得
・貯め方:東京ーサンノゼ(カルフォルニア)の出張のマイルで貯める
・最低の必要マイル:(閑散期の)5万6000 ANAマイル
・出張のマイル(東京ーサンノゼ間の往復マイル(基本マイルの100%で計算):5162 ANAマイル
56,000 ANAマイル ÷ 5162 ANAマイル = 10.84... ≒ 11回の出張が必要
ANAマイルの有効期限は3年間ですので1年ごとに必要な出張は....
11回 ÷ 3年 = 4回 1年に4回の出張、四半期に1回の出張。
レギュラーシーズン(通常期)、ハイシーズン(繁忙期)で試算すると...
通常期:7万2000 ANAマイル ÷ 5162 ANAマイル = 13.94... ≒ 14回の出張。1年で5回
繁忙期:8万4000 ANAマイル ÷ 5162 ANAマイル = 16.27... ≒ 17回の出張。1年で6回
飛行機に乗ることではマイルを貯めることが難しいことが判りました。しかし、効率的に貯める方法として、クレジットカードのポイントでANAマイルを貯める方法があります。
なぜ効率的にマイルを貯めることができるかの解説とANAマイルを貯めやすいクレジットカードを紹介します。
クレジットカードのポイントで沖縄家族旅行にANAマイルを貯める
クレジットカードを使うと貯まるポイントを、ANAのマイルに交換することでマイルとして利用できます。
もちろんクレジットカードが必要ですが、その中でもカードのポイント付与率が高いものやANAマイルへの交換比率が高いものや手数料がかからないものという面から「お得」といわれるカードがありますので紹介します。
総務省の統計局で毎月、各家庭がいくら何に支出しているかという、家計支出を調査しています。それによると2017年、2人以上の世帯では28万3027円を毎月支出しています。
うち、クレジットカードで払えそうなものは、約17万8000円。内訳は食費7万2866円、光熱・水道費2万1535円、家庭・家事用品1万0560円、被服及び履物1万0806円、通信費1万3270円、教養娯楽2万7958円、交際費2万0998円
年間では、約214万円分はクレジットカードで支払いができそうです。
これを多いと思うか少ないと思うかは人それぞれですが、沖縄には繁忙期でも1人はいけるので、思ったより多いと思いました。
<ANAマイルおすすめ①>ANA VISAゴールドカード(Masterもあり)
(画像のクリックで三井住友VISAカードの申し込みホームページ)
<おすすめポイント>実質1万円で持てる最強の高還元・高補償カード
年会費:1万5120円(税込)(割引で9500円(税抜)10,260円(税込))
特徴:高還元1ポイント=10 ANAマイル(基本カードは5 ANAマイル)。入会・更新ごとに2000 ANAマイルもらえる。搭乗ごとにANAマイルが+25%)
還元率:1000円=1ポイント=10 ANAマイル(移行手数料無料)
<必要マイル試算②クレジットカード>
・東京-沖縄間は最低 1万4000 ANAマイルが必要。
(閑散期。通常は1万8000 ANAマイル、繁忙期は2万1000 ANAマイル必要)
・1000円=10 ANAマイル(1 ANAマイル=100円)なので
ローシーズン(閑散期では)1万4000 ANAマイル=140万円分を利用したポイント(1400ポイント)が必要です。通常期は180万円分のポイント、繁忙期は210万円分のポイントがそれぞれ必要になります。
先の「よりみち」で試算しましたが、2人以上の家庭では年214万円、公共料金や買い物をカードで支払らうことが可能です。ANAマイルの期限は3年なので640万円分のポイントをANAマイルにすることができます。(統計は"2人以上"の平均なので4人家族ではもっと利用できることでしょう)
ということは、家族4人が沖縄への家族旅行に必要なカード利用額
・閑散期の140万円ポイント × 家族4人 = 560万円分のポイント
・通常期の180万円ポイント× 家族4人 = 720万円分のポイント(80万円分足りない)
・繁忙期の210万円ポイント× 家族4人 = 840万円分のポイント(80万円分足りない)
マイナス点としては、約1万5000円の年会費がかかることです。
ただし、年会費を割引する方法があり、9500(税抜)にすることが可能です。
①紙の明細をやめてWeb明細にする(-1000円)
②マイ・ペイすリボの登録と利用(-3500円)
(リボだと手数料が心配になりますが、ネットで設定をカード限度額とリボ額を同じ額にすれば手数料が一切かかりません)
①+②の割引が使えるのは、「ANA VISAゴールドカードだけです」(そのほかのカードは2つ登録しても②の割引しか適用されません)
加えて、毎年2000 ANAマイルもらえることや搭乗ごとに25% ANAマイルがプラスになること、通常はポイントからANAマイルへの交換率が1:5のところ倍の1:10になっていることなどANAマイルをためるにはお得なカードです。(通常のカードでは、1:10にするために年度で6000円(税抜き)が必要です)
<ANAマイルおすすめ②>ANA VISA Suicaカード
(画像のクリックで三井住友VISAカードの申し込みホームページ)
<おすすめポイント>実質無料というか、ボーナスマイルがあるため持つだけでプラスになってしまうカード(750円で1000 ANAマイル)
年会費:2160円(税込み:2000円(税別)(初年度無料、次年度以降も各種割引で751円(税別))にできる
特徴:Suicaへのチャージでもポイントがたまる(100円=1 ANAマイル)。ポイント移行率は1ポイント=5 ANAマイル。入会・更新ごとに1000 ANAマイルもらえる。)
還元率:1000円=1ポイント=5 ANAマイル(移行手数料無料)
・東京-沖縄間は最低 1万4000 ANAマイルが必要。
(閑散期。通常は1万8000 ANAマイル、繁忙期は2万1000 ANAマイル必要)
・1000円=5 ANAマイル(1 ANAマイル=200円)なので
1万4000 ANAマイル=280万円分のポイント。通常期は360万円分のポイント、繁忙期は420万円分のポイントが必要。ANA VISAゴールドカードの倍のポイントが必要になります。正直・個人でも家族では辛い状況でしょう。
<裏技>ANA VISAゴールドカードと同じ1ポイント=10 ANAマイルにすることができます。6000円(税抜き)払えばその年度限定で10 ANAマイル移行が可能です。そのためVISAのポイントの期限である2年に1回だけ(隔年)で、6000円払って1ポイント=10 ANAマイルにする方法があります。
年会費については、以下のどちらかを実施することでそれぞれ割引されます。
①紙の明細をやめてWeb明細にする 年会費:1500円(税別)
②マイ・ペイすリボの登録と利用 年会費:利用751円(税別)
(リボだと手数料が心配になりますが、ネットで設定をカード限度額=リボ額にすれば手数料が一切かかりません)
ポイントサイトのポイントをANAマイルに移行して貯める
(でも1年で15万ANAマイルもなかなかですよね)
ここ数年人気があるのが、ポイントサイトでポイントを獲得して、マイルに移行することです。
ポイントサイト→(中継サイト)→ANAマイルに交換
これは、世の中にある広告宣伝費のキックバックを利用したもので、ポイントサイトを経由して、申し込みをしたり買い物をしたりすると、現金化できるポイントをポイントバックしてくれるサービスです。
具体的には楽天市場で買い物をするときにポイントサイトにある画面から楽天に行くと買い物をした金額の1%をポイントとしてもらえます。
ポイントの額が大きなものでは、クレジットカードの申し込みやネット証券の口座開設があります。両方とも数千円から1万数千円分のポイントがもらえます。
ポイントの獲得条件として「申し込みや口座開設だけでもらえるもの」と「口座開設+いくら利用するともらえるもらえるもの」の2種類があります。
最初はもらえるポイントの額が小さいけど、お金を一切発生させない「申し込みや口座開設だけでもらえるもの」をしてみるとよいでしょう。
この方法を行うと月に1万~2万ANAマイルをためることが可能です。
一度にたくさんのカード申し込みをすると、カード詐欺(一度にカードをたくさん作って限度額までみんな使って...)を疑われるので、1か月に1つのカード申し込みと2つの証券・FX口座申し込みでぐらいが、自分でも把握できるいいペースだと思います。
ちなみにカードの申し込みでおすすめ条件は
・ポイントが高い
・初年度の会費が無料
・利用条件がついていない、少ないものです。
もちろんカードが自分にあわなければ、次年度の年会費が発生するまでに退会しても全く問題ありません。(私はそれで自分のライフスタイルに合うカードを探しました+探しています)
証券口座・FX口座でおすすめな条件は
・口座に入金するだけで、「x万円の取引が条件」とついていないもの
口座に入金するのは、自分の口座ですから合わなければ、すぐに引き落とせばいいだけです。ポイントをもらって見てみるだけでも良い案件がおすすめです。
ポイントサイトのおすすめは、
ハピタス
理由:全般的にポイントが高い。問い合わせの回答が早いのと利用者寄りの姿勢
ハピタスを進める理由は、個人的に「利用者寄りの姿勢が強い」ことと感じることが多いことによります。
ポイントサイト経由でクレジットカードを作ることを何回もしていますが、時々経由していったのに、ポイントサイトに反映されていないことがあります。
そういった場合、証拠としてカード会社の申し込み完了メールを添付して、ポイントサイトに確認をするのですが、この対応で一番良かったのがハピタスです。
他のポイントサイトでは、確認しますと連絡があってから、2か月待ったうえ、連絡がないのでこちらから再度連絡すると、「承認できませんでした」「ASPから回答ないんで」といった回答が返ってくることがあります。
(そんな対応なら審査しているうちや、もらってすぐにカード会社に理由を言って退会したいのに、最後の連絡をもらった時には、カード届いてから4か月ですよ...そのカードはすぐにカード会社に理由とポイントサイト名をいって辞めさせて頂きました)
ハピタスは当初ポイントが反映されなかった時でも、対応が早いし、最終的にはポイントが付くので経験としておすすめできます。
獲得ポイントの高さだけでポイントサイトを選ぶと痛い目にあいます...
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