図書室・図書館にあった<学研まんが>ひみつシリーズが復刻!
当時はまんがを読むことは悪いことという考えが強かった中で、学習まんがということで親たちも認めてくれる本でした。
「ひみつシリーズ」は全76タイトルが発売されました。
今ではオークションサイトで、3,000円前後で販売されている「学研まんが ひみつシリーズ」が電子書籍として帰ってきました。
2019年2月現在で復刻しているのは計7作品。復刻された全巻につきまして紹介していきます。
<学研まんが ひみつシリーズ>できるできないのひみつ
日本に百階建てのビルは建てられるか? 地球の裏まで穴を掘って荷物を送れるか? 天気を変えることができるか? 地震は予知できるか? など、様々な「できる・できない」について考えます。
また、ライト兄弟、リンドバーグなど、限界に挑戦した人々も紹介。
おまけコンテンツとして、「できるできないのひみつ」の原型、5年の科学に収録されていた「空海とイドムンコスキー」を追加収録。
なつかしの変な外国人、デキッコナイス。
この本を書いた内山安二先生は「学研の科学」やこの後に紹介する「コロ助の科学質問箱」も書かれたので、このタッチを覚えている方は多いのではないでしょうか?
<学研まんが ひみつシリーズ>忍術・手品のひみつ
忍者屋敷のからくり、忍者の知恵や武器が分かる「忍術」と、マジックショーのひみつや、簡単にできる手品のコツが分かる「手品」が一冊になった本。
ボリューム的にはには忍術の話が2/3、手品が1/3といったところでしょうか?
買ってもらっていた1冊で、個人的には風魔小太郎の話が頭に残っています。
<学研まんが ひみつシリーズ>パンダのひみつ
ジャイアントパンダの生態や発見時のエピソード、かわいらしさの秘密など、パンダに関する様々な情報が分かる一冊。
またおまけコンテンツとして、動物学者・今泉忠明先生との連載記事「チュー先生の動物探検物語」も収録。
<学研まんが ひみつシリーズ>科学 物知り百科
アライグマのくせやヒトの寿命、つむじ風が起こるわけ、人工ダイヤモンドなど、生き物、宇宙、地球など、科学のことを4コマまんがと写真で分かりやすく解説。
懐かしいタッチの4コマまんがも魅力的な読むと物知りになれる一冊です。
<学研まんが ひみつシリーズ>コロ助の科学質問箱
「学研まんが ふしぎシリーズ」の中でも一番最初、1972年に刊行された4冊のうちの1冊です。
ひとだまって本当にあるのか? チューインガムの作り方? まぼろしの大陸って? 生活から地球・動植物・空気・気象などなど科学にまつわる疑問をコロ助がいろいろ先生に聞いていきます。
コロ助と猫のニャーゴのドタバタ。懐かしいです。
<学研まんが ひみつシリーズ>漢字のひみつ
漢字の起こりから部首ごと、読みごとに漢字の意味と成り立ちを、さらに熟語まで漫画で分かりやすく解説。
似ている漢字の違いや覚え方、間違えやすい漢字のうまい覚え方など実践的な内容も収録されています。
<学研まんが ひみつシリーズ>まんが百人一首
「小倉百人一首」に収録された百首すべての詳しい歌の意味と、歌人の生い立ちをまんがで詳しく解説。
いろいろなかるたの遊び方も収録。百人一首の事が何でも分かる1冊です。
<学研まんが>初版時との違いも
最後に当時発行されていた「学研まんが」と異なる点もあります。
基本的には時代背景や新事実の発見によって変わったところもそのままという下記のコメント通りなのですが...
どんな都合かは明確ではないのですが、電子書籍版には掲載していないイラスト・写真があります。
その一方で新規におまけとして収録されたものもあります。
例:
・「できるできないのひみつ」に、「できるできないのひみつ」の原型「空海とイドムンコスキー」を収録
・「パンダのひみつ」に収録された今泉忠明先生との連載記事「チュー先生の動物探検物語」
まあ、あまり目くじらを立てずに楽しんで読むのが一番いいと思います...