<症状>男性更年期障害とうつの違い

スポンサーリンク

男性更年期障害とうつ:まとめ

先日、男性更年期障害とうつは同じような症状が現れることを知りました
https://nattynote.com/2017/11/konenki/

うつは最近、取り上げられることも多いので病気への理解が深まりましたが、更年期は女性のものという印象が強かったので、男性の更年期については全く理解がありません
ただ調べていると、男性更年期障害うつとも症状が似ているけど、独自の症状もある上、相互に関連している場合があります
(例:男性更年期障害の症状としてのうつ状態になるなど)

自分も40代ですので人ごとではありません。そこで男性更年期障害うつについてそれぞれの特徴がわかるようにまとめました

  男性更年期障害LOH症候群)うつ
症状身体状骨・関節・筋肉の痛み、発汗、ほてり、睡眠障害、記憶・集中力の低下、肉体的消耗感睡眠の異常、食欲の低下(異常)、肉体的消耗感・疲労、倦怠感、頭痛、動悸、発汗、息苦しさ
精神
こころ
落胆、抑うつ、苛立ち、不安、神経過敏、生気消失、倦怠感抑うつ、思考力低下、意欲低下
その他性欲低下、勃起障害、射精感の減退月経不順、勃起障害、性欲低下
要因複合的要因
男性ホルモンの加齢性低下
・環境要因と身体的要因:ストレス、身体的な衰え、
複合的要因
脳の神経の伝達物質の働きの低下
・環境要因と身体的要因:ストレスやからだの病気、環境の変化など
発症男性ホルモンの減少脳の神経伝達物質の不調
テストステロンの減少セロトニンとノルアドレナリン(神経伝達物質)の減少もしくは神経伝達物質を受け取る受容体の不調
きっかけ人間関係・環境の変化のストレス人間関係・環境の変化のストレス
診察科泌尿器科・男性更年期専門外来・男性外来心療内科・精神科
治療食事・投薬ホルモン補充療法休養・投薬・精神療法
世代男性40代・50代が多い全年齢:きっかけは年代により異なる

症状

男性更年期障害・うつの双方とも共通することとして…
<身体の症状> 消耗感や疲労が抜けない
<精神・こころの症状> 気分が落ち込んで(抑うつ)意欲がわかない
<その他> 性的なものへの興味が薄れる

一方、男性更年期障害のそれぞれに特徴的なこととして…
<身体の症状> 体のほてりや、大量に汗をかくようになった
また、何もなくイライラすることが多いなども挙げられます

でも、症状が似ていて自分が男性更年期障害うつかわからない場合は…

男性ホルモンの1種 テストステロンの値を検査しましょう

テストステロン値の検査は泌尿器科でできます。自分でも何科に受診していいかわからない場合は、最初に泌尿器科で検査して見るのが良いでしょう

ただし、上の症状はあくまでも一般的な事項です。思い当たることが続くのであれば専門の医師への受診をおすすめします

対策と治療(薬・漢方)

男性更年期障害への対策は食事漢方塗り薬から病院に受診してテストステロン(男性ホルモン)補充療法が挙げられます

食事

とろろ:

ジオスゲニンという成分がDHEAと同じような作用があることがわかったからです。DHEAは、「若返りホルモン」とも呼ばれ、アンチエイジングに効果があります。DHEA自体は日本では医薬品として指定されていますが、とろろ(山芋)から摂取できることがわかりました。「山芋を食べたら元気が出た」というのは根拠があることなんですね

玉ねぎ・にんにく:

アリシンという成分がいくつもの効果があり、疲労回復効果抗酸化作用に有効とされています。アリシン自体は強い香りを持つ成分で、ニンニク・玉ねぎ・長ネギに多く含まれています。元々はアリインという成分なのですが、切ったり加熱したりするとアリシンになります
疲労回復抗酸化作用以外にも血液をサラサラにする作用があるためサプリメントや健康食品としても有名です

カキ・レバー:

カキやレバーには含まれている亜鉛が有効です
亜鉛自体はテストステロンを増やす効果はないのですが亜鉛が欠乏するとテストステロンの値が著しく低くなってしまいます

ちなみに…
成人男性の摂取目安推奨量:12mg/日
成人男性の食事での平均摂取量:8.9mg/日(厚労省:国民健康・栄養調査より)
ということで、平均的な成人男性は不足しているんですね。驚きでした
亜鉛は比較的手軽に、安くサプリでも取れるので気になったら、最初は亜鉛のサプリを取るのもおすすめです

「亜鉛の耐容上限量」は成人男性で40~45mg/日ですので普通にサプリ+食事で越えることはありません

漢方薬

漢方柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)という漢方薬がおすすめです
精神不安があって、動悸や不眠等を伴う動悸、不安、不眠、神経症等に用いられています
気を静め、落ち着かせる働きがあります。漢方なので優しい働きが特徴です


効能・効果
体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う次の諸症:
高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜泣き、便秘

塗り薬

直接テストステロンを摂取できる「グローミン」という塗り薬があります。「グローミン」は有効成分として男性ホルモンであるテストステロンを配合した医薬品です
「グローミン」は、男性ホルモンの分泌不足を直接皮膚から補充し、不足にともなう諸症状の改善を期待できるクリームです

amazonでも購入することができますが、第1類医薬品です。購入にあたっては質問に回答した上、薬剤師による適正使用の確認後に発送されます

テストステロン補充療法(男性ホルモン補充療法)

こちらは医師の指導の元、テストステロン自体を注射で直接体内に取り込む方法です
詳しくは、<順天堂大学医学部付属 順天堂病院 泌尿器科 メンズヘルス外来>のHPの「テストステロン補充療法(TRT)について」を参照してください。治療方法と課題がわかりやすくまとまっています
http://juntendo-urology.jp/examination/mens_health/

稀に副作用がでる場合があり慎重に投与を行う必要があります…
例として、「前立腺疾患」 をもつ方には行うことはできません。 テストステロン補充療法を行う場合は、心配事を医師にしっかり相談して理解して治療を進めることが大切です

注意事項
症状などあくまでも一般的な事項です。思い当たることがあれば専門の医師への受診をおすすめします

コメント